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セロトニンについて

  • 執筆者の写真: 浩 皆川
    浩 皆川
  • 2021年5月31日
  • 読了時間: 2分

セロトニンについて 脳科学の発展にともなって、 体内のホルモン神経伝達物質の研究が進んでいる。 セロトニンについてまとめてみた。 セロトニンは心と身体のバランスをとるといわれる。 平常心 冷静沈着 クールな覚醒 リラックスしながら集中力を高める 前向き 気力あふれる クヨクヨしない 落ち着いて過ごす 頭スッキリ 冴えている 私達の心理状態の中でセロトニンは 上記のようなものに特に関係しているホルモンのようだ。 言い換えればポジティブに生きるうえで 最も重要なセンターに位置しているといえそうである。 脳全体の神経は150億個以上あると言われているが、 セロトニンは数万個であるという。 一個の神経で万単位の神経と向き合い相対している。 まさに一騎当千いや一騎当万以上の働きで 脳の神経を束ねるオーケストラの指揮者、 プロデューサーの働きをしているらしい。 🔴セロトニンが慢性的に不足すると 姿勢が悪くなる 表情が乏しくなる 心が安定しなくなる うつになる きれやすくなる の症状が現れる。 🔴原因は大きく2つ 運動不足 日光を浴びないこと 🔴セロトニンは通常どこで作られ存在しているかというと、 全体の90%が腸内(十二指腸、小腸、大腸) 血液中が5% 脳内が5% なのだという。 腸単独でセロトニンを作る神経がある。 血液中のセロトニンの90%が血小板である。 (血液凝固、傷口止血、血管の緊張) 脳内のセロトニンは夜は放出されない。 腸内の セロトニンは夜睡眠中に活発に放出される。 腸の蠕動運動もセロトニンが指揮している。 脳内でセロトニンの作られる場所はというと 歩行、呼吸、咀嚼などの中枢があるところである。 ウェルネス(健康)の三要素、 休養睡眠、食事、運動も 常にセロトニンの活躍が鍵を握っているといえそうだ。 セロトニンは私達のからだが スムーズに働くように準備してくれている存在なのだ。 🔴「ああよく寝た、良い休養になった」 「お腹が空いた」 「運動したい、身体を動かすのが楽しい、スッキリ爽快だ」 これらの氣分になるのもセロトニンのお陰なのだ。

 
 
 

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